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女子学院中学校 2024年合格(保護者)

2月4日、慶應義塾中等部一次試験の合格発表があり、無事合格をいただき、娘の中学受験が終わりました。

1月14日の浦和明の星女子中学校から始まり、2月3日の慶應義塾中等部まで5校受験し5戦全勝と終わりましたが、そこまでに至る過程はとても険しい道のりでした。

 

娘がワンズに入塾したのは、4年生の終わり頃からでした。

当時、娘は大手塾で2番手クラスに在籍していました。その塾ではほぼ予習も復習もしない状況で4年生を過ごしてきました。

5年生から中学受験の勉強は量も増え、内容も難しくなるため、ワンズでは学習習慣をつけさせ、主に大手塾のフォローをお願いしたい思いでした。

ワンズ入塾後数日間の授業で、人見知りの娘は先生とコミュニケーションをとることを嫌い殻に閉じこもっていましたが、先生の明るい声掛けや授業中の雑談で一気に距離が近くなり、先生と一緒に勉強をしたいと思うようになりました。

もともと向上心が強い娘は、大手塾で2番手クラスから最上位クラスにあがりたいと言うようになり、どうしたら最上位クラスに上がれるかを真剣に考え出しました。

先生は、上位にいる生徒達は日々勉強をして常に努力をしている。

こつこつ頑張ることができるようになれば、きっと上位になれると具体的なアドバイスをいただき、娘も理解しました。

 

そして、迎えた5年生5月のクラス分けテストで良い結果を出し、娘は自信をつかむことができました。

そんな中、女子学院を第一志望に決めるきっかけとなったのは、5年生10月に参加した文化祭(マグノリア祭)でした。

文化祭での知性と気品にあふれた在校生を見て入学を切望したようです。

 

5年生は2番手クラスまたは最上位クラスの成績を収めていました。

しかし、入試まで約1年の時期にゲームに興じ勉強を怠るようになりました。

そんな娘のふるまいを見て、私と妻は、中学受験の撤退も真剣に考え、先生に相談しました。

先生は、私たちとの面談後、娘に受験が終わるまでの1年間は大事な時間だからゲームをやめ、勉強に専念しようと固い約束を交わしてくれました。

そしてこの危機を脱することができました。

その後、娘は受験学年として気持ちも入れ替え、6年生の5月以降、先生の熱誠指導も勉強に打ち込み、最上位クラスをキープすることができました。

 

第一志望校先も5年生後半に女子学院に決まり、6年生4月よりワンズの授業がない日曜日は、学校別対策の女子学院コースに通うことになりました。

娘は学校別の授業でわからない問題があったときはワンズで先生に質問し、復習を徹底しました。

この習慣が合格につながる一因であったと思います。

12月最後の模試で自己ベストの成績を収め、このまま本番までいくかと思っていた矢先、12月下旬から1月初旬に成績が下降しました。

1月初旬の女子学院の模試で不合格判定とクラスダウンし、娘は大きなショックを受けました。

その時、先生は娘を励まして下さり、精神面でも支えていただきました。

 

1月中旬の初戦は浦和明の星女子中学校でした。

私たち両親は受験会場へ娘を送り出しました。

その後ろ姿を見て、ここまで無事歩んでくれたことに感謝しました。

会場から出てくると、あまり緊張感はなく、試験の感触もよかったとのことでした。

 

2月1日、女子学院を受けました。

緊張感があると思っていましたが、最寄り駅で私と娘は冗談を言い合い、娘は試験会場に入っていきました。

私は親として娘の受験に対してやれることはやったと思いました。

試験後、学校の講堂で待っていましたが、試験が終わって娘と対面し安堵しました。

 

2月2日、女子学院の合格発表時、娘は青山学院の受験中でした。

妻が発表時間の11時に結果をインターネットで確認。

その後、私の携帯電話に連絡がありました。

どうだったのか、おそるおそる私が妻に聞くと合格したと返答があり、あまりの嬉しさに涙がこぼれ落ち、電話ごしで二人は泣きながら娘の合格を称え合いました。

 

その後、青山学院から受験後に会場から出てきた娘に女子学院合格は知らせず、午後受験の中央大学附属横浜へ向かいました。

中央大学附属横浜に無事到着。

昼食場所の体育館でお弁当を食べながら談笑をしました。

そこで女子学院に合格をしたことを伝え、娘にインターネットで合格していることを確認させました。

娘は喜びを隠しきれない様子でしたが、中央大学附属横浜も合格を勝ち取ってくるねと頼もしい言葉を残し、体育館から受験会場に向かって行きました。

 

入試まで浮きしずみはありましたが、その度に、時には厳しく、時には励ましの言葉をいただき娘が頑張ってこられたのはひとえに先生のご指導のおかげです。

感謝以外の言葉が見当たりません。

また、先生は娘の模試がふるわなかったり、志望校の選択に悩んだとき等、私や妻が面談を希望した場合、すぐにお時間をつくってくださり相談にのっていただきました。

そして、私どもの教育方針に理解を示され、メールでのお願いごとにも可能な限りご対応いただきました。

この場をお借りして御礼を申し上げます。

 

先生、2年間、娘を女子学院合格へ導いていただき本当にありがとうございました。