中学受験を考え、小学校低学年から大手塾に通っておりました。
4年生あたりまでは中位クラスでしたが、コロナ禍により小学校は休校、塾がオンラインに切り替わり、そのころから徐々に成績が下がり始めました。
通塾が再開しても一度下がった成績は一向に上がらず、親子で塾の復習に追われ、テストも惨敗。
努力していることは分かってはいるつもりでも、それが結果につながらず、子どもに対して成績のことでつい声を荒げてしまうこともありました。
受験まで一年をきった頃にはこのまま受験を迎えてしまうのかと思うと苦しく不安しかありませんでした。
中学受験をやめようかと考えたこともありましたが、子どもが中学受験をしたいと強く希望したため、6年生の春に思い切ってワンズに転塾しました。
大手塾と比べて少人数で長時間の授業、決して楽ではないはずでしたが弱音を吐くことなく通い続けました。
特に夏休みなどは朝から夕方までずっと授業です。帰宅後も夕食をとるとすぐに宿題に取りかかります。
12歳の子どもがここまで努力しなければならない中学受験。この様子を見て、成績にこだわっていた私どもも、結果がどうであれこうして頑張ったことは決して無駄にはならないと思えるようになりました。
志望校は成績を考慮しつつも子どもが進学したいと希望する学校から選びました。
冬休み、直前期もワンズに通い続け、1月の志望校には届きませんでしたが、気持ちを切り替え2月の受験に挑み、高輪中学校に合格することができました。
翌日の試験に備えワンズで授業を受けていたため、合格発表は先生と一緒に確認していただきました。
その日の帰宅したときの笑顔を忘れることは出来ません。
春からは高輪中学校で鉄道研究会に入部することをとても楽しみにしています。
その様子を見ていると、親として途中で受験を諦めずに良かったと思います。
厳しくも温かいご指導を頂き、本当に有難うございました。