私はワンズに通っていた期間が長く、3年生から通っていました。
通い始めた頃から、私は慶應に行きたいと思っていたことを覚えています。
しかし、今思えば他の子に比べて全然勉強していませんでした。
塾に行くのが嫌で大騒ぎしたこともあります。
受験をやめてしまおうと思ったことまでありましたが、
先生と一緒に、志望校のこと、将来のこと、勉強をすることの意味についてなど色々話しているうちに、
また頑張ろうと前向きな気持ちに戻ることが出来ました。
しかし、真剣に努力して勉強するという行動になかなか結びつかず、
このままでは合格できないかもしれないと自覚して焦りだしたのは受験直前のことでした。
もっと勉強しておけばよかったと、心の中で何回も叫びました。
焦る気持ちのまま迎えてしまった当日。
緊張しながらも、先生にアドバイスしていただいた算数のミスをなくすことを第一に考え、
また、私に合ったそれぞれの科目の点の取り方を考えながら、集中して問題を解きました。
すると、これまでにない手応えを感じることが出来たのです。
一次合格発表結果を他の学校の試験会場からなかなか確認することができず、
先生に結果を教えていただくことになりました。
「番号ありましたよ。」 の言葉に嬉しさより先に驚きがこみ上げてきました。
二次試験には苦手な面接試験がありましたが、
先生ご自身の出身校である私の志望校の話をたくさんしていただいたことで、
どうしてもこの学校に入りたいという気持ちがますます強くなり、
当日は緊張することも忘れ、自分の考えをしっかり話すことが出来ました。
そして、いよいよ結果発表です。
合格者の中に自分の番号を発見した時は、頭が真っ白になりました。
この嬉しさは言葉では表現できないくらい、今まで体験してきた中で本当に一番ものです。
そして、いつまでも心の中に残るものだと思いました。
この合格は、どんなに私が怠けてしまったり、挫折しそうになっても、一度として諦めず、
ずっと私を合格させることだけを考え、私なら受かると信じ続けてくれた先生のおかげです。
私を憧れの志望校合格に導いてくださり、本当にありがとうございました。