社会 地理 (学習教室ワンズ 2015 夏期講習会)

社会は大きく分けて地理・歴史・公民の3つになりますが、

社会が苦手という子の多くは、これらをただの暗記科目としてしまっている子が多いと思います。

しかし、実際は生活の中で最も多く役に立つ科目も社会なのではないかと思います。

勿論受験勉強として学ぶ上では暗記も大事です。

ですが、暗記と思って学ぶのは簡単ではありません。

 

ワンズでは、地理を2つの方法に分けて勉強します。

一つは徹底的な暗記です。

これは、小学生にとっては楽ではない作業だと思いますが、

テスト形式でとにかく量をこなして機械的に覚えていきます。

もう一つは実際の生活に結びつけながら覚える方法です。

例えば、ワンズは横浜市中区にありますが、ここから車で三重県の伊勢まで行くことを考えます。

東名高速道路を使って名古屋まで行き、そのまま伊勢に向かいますが、

この道中通る街の特徴などを説明しながらロードトリップをするような形で教えます。

箱根の山を越えて静岡県に入り、しばらくすると左手に蒲原町という町があります。

ここは昨年まで日本で唯一アルミニウム精錬を行っていました。

さらに進むとウナギの養殖で有名な浜名湖があり、浜名湖のある浜松市は2007年に政令指定都市になりました。

浜松市は楽器やオートバイの製造が盛んで外国からの出稼ぎ労働者が非常に多い地域です。

といったように、名古屋については歴史を織り交ぜたり、途中の松阪では松阪牛、

伊勢では伊勢神宮・伊勢志摩国立公園・伊勢海老や真珠の養殖、これらを関連付けながら覚えていきます。

後者の方が子供にとってもイメージは湧き易いだろうと思います。

 

それと同時に、これらの知識が彼等にとって将来役立つものになりやすい覚え方だろうと思います。

例えば将来友人と旅行をするといった際に、

目的地に向かう途中立ち寄ってみたくなる昔得た知識というものがあると良いですよね。

このように知識を自身の生活を豊かにする糧としてもらえると、

受験勉強がただの受験勉強で終わらずに済むのではないかと思います。

彼等の将来に役立つ学習方法を今日も提供することを考えながら授業に臨みたいと思います。